現在のパチプロはとても厳しい現状
昔のパチプロについて
私がパチプロをしていた頃は台のスペックも甘く釘読みが出来れば勝てた時代で勝率は9割以上をキープ、負けるなんてありえなかった時代です。
得意な台では釘をみればこの台は1000円で何回転回って日当の予測も出来た事で当時、釘が読めるパチプロはパチスロには手を出さない、スロットは設定が判らないから打つことすらなかった時代です。
唯一攻略情報を持っているプロだけが打っておりました。
現在のパチプロについて
現在ホールではパチンコの釘をいじれば営業停止処分となってしまう事でパチンコでしのいでいるプロは随分と減っているものと思われ逆にハイエナ又はイベント中心に立ち回るスロプロが増えているのが現状かと思われます。
スロットは打ってみないと設定が判らない事により朝一リセットや宵越しによる初当たりの恩恵等で生きていくのも限界がありやはり他の遊戯者の打っていた高設定台を止めた後のハイエナがメインになるかとおもいます。
ハイエナ以外で7割以上の勝率を上げているパチプロはほんの一握りで大きく勝っても次回負けてしまえば日当も半分になってしまいます。
毎日決まった日当を稼ぐ事がどれだけ大変な事か現役のパチプロが一番判っていると思います。
6号機で激甘スペックのいろはに愛姫について1か月の収支はどれくらい?
ネットで騒がれている激甘パチスロ6号機いろはに愛姫についていろいろと記事や動画が載っておりますが押順正解で出玉率104%とありますが早い段階で押順が判ればの話で押順が判らなければ出玉率が100%を切って負けてしまいます。
500回転、600回転ビックボーナスが引けずに投資だけがかさんだ場合、又はビックボーナス中に約6分の1で3択に発展するがビックボーナス中に3択が1回とか0回とかもある事で決して激甘だからと甘く挑んでしまうと痛い目に遭う事も想定しておいた方がいいです。
実際に動画で見かけたのですが2か月間打ち続けた方の収支は50万円と公開されていました。月給25万円ですね。
現在のパチプロの年収はどれくらい?
- 4円パチンコ、20円スロットプロ 月15万~40万 年収180万~480万
- 低貸1円、5円スロット 月15万~25万 年収180万~300万
上記に当てはまらないプロも居られると思いますが得意な機種やホール環境によって変動があるかと思います。
年収400万稼いだとしても来年の保証はない
4円、20円スロットで年収400万稼いだとしても来年も同じように稼げる保証はなく得意な機種、立ち回りしやすいホールの環境が変わればすぐに稼ぎに変動が出て不安定な日々を送る事になります。
社会的保証が無い事で病院代も10割負担(サラーリーマンは3割)しなければいけない。
病気してパチンコに行かなかったらもちろん稼ぎは無い、お盆休み、正月休み、ゴールデンウィークの連休中は行っても負ける確率が高く、パチプロになったらわかる事ですが活動出来る日は年間で思ってたほど少ないと思った方がよいと思います。
社会的保証についてサラリーマンで例えれば健康保険、年金手帳、雇用保険の手厚い保証、銀行の借り入れ(住宅ローン等)の恩恵が受けれます。
サラリーマン以外でも社会的保証を受けるには毎年確定申告を行い、府民税、市民税などの支払い、所得税の支払いと色々と支払いが増えてきます。
今後のパチンコの規制がより厳しくなっていく事も予想される。
長年パチンコ業界を見てきてパチンコ、パチスロの規制(出玉制限)がとても厳しくなっている事が分かります。
例で挙げるなら現在スロットでジャグラーが人気ですが昔はそれほどジャグラーが今ほど人気ではなく、他機種でもっと魅力な機種が溢れていたためです。
当時、ジャグラーは機械割が設定6でも108%に対し他機種の出玉率は技術介入が入ると120%以上の機種、見た目ノーマル機でありながらなぜか連荘して短時間で大量出玉を獲得出来た機種などがジャグラーより遊戯者の目に止まっていました。
結局の所、爆裂機の台が全て撤去もしくは基準見直しで再導入されなくなってしまった。
パチンコで何とか生計を立てていきたいと思う方について
現在もそれなりに儲けているパチプロは純粋にパチンコの儲けで生計を立てているのではなくメディア(ユーチューブ等)で儲けているプロになります。
- メディアプロ・・・ユーチューブ等のメディアに動画をアップしてメディアでお金儲けしている。ユーチューブで再生回数が100万視聴回数となっている動画では1再生で0.3円から0.5円位とはっきりとはわかりませんが1回の動画で30万円から50万円が売上になりますので100万視聴回数が10本でもあればサラリーマンの一般の年収は超えてパチンコで一生懸命稼ぐより凄く楽ですがそこまでの知名度が上がるまでが大変な事になります。
これから更に厳しくなるプロについて
- 単独プロ・・・上記で説明した通り難しい
- 攻略プロ・・・ホールコンピューターで出玉異常検知機能が働き直ぐに分かってしまうのですぐに出入り禁止になる。今では攻略プロは成り立たない。
- 軍団プロ・・・・ホールイベントにグループで参加して勝っている人は夜まで打ち続け、負けたら車や休憩室で他の勝っているメンバーを待ちグループ全体の利益を人数分で割って日当にする。全員トータルで負けてしまえば日当もないですが。
まとめ
パチプロになっても良い事などこの先ない世界です。私も以前、優雅に人生を楽しもうと少しの期間ですがパチプロになりましたが、負けた日には自分はどうしようもない駄目人間だと責めるだけだったです。
当時はパチプロにとって環境が非常に良かった事でしのぎやすかったですが今ではパチンコ、パチスロ機のスペックが甘い機種等ほぼ無いですしパチスロではハイエナしないと確実性はないし(パチンコも新基準で一部あるかと)パチンコについてはホールが釘を調整出来ない、もし調整して見つかれば営業停止処分が下るなどで容易に釘をイジル事が出来ないしパチプロにとって都合の良い材料が少ないのが現実です。